マジックはトレーディングカードゲームなんだよね。最近ではトレードするより買った方が早くて集まるってのが普通で、トレードしてる人って本当に見ない。
自分が小さい頃はお金も無かったし、何よりもカードゲーム専門店なんか近くに無かった。普通のゲームショップの傍にちっさなデュエルスペースがあるくらい。そこでいつもやってた。そこが本当に遠くて、凄い坂で、もちろん自転車。そう簡単には行けなかったw
こんな遠くに自転車ではるばる行くにはもちろん訳がある。金も無いし、シングルカード売ってる店が通販でしかまともに揃えられない。そこで大切なのはトレードなのだ。自分のトレード最盛期で高くてトレード人気のカードは「極楽鳥」「神の怒り」「貿易風ライダー」「呪われた巻物」まぁこの辺。こいつら出せれば大抵交換出来た。毎週狂った様にトレード行ってはいたが、「トレードしませんか?」の声をかけるのは最後まで慣れなかった。友達がトレードはじめたらそのファイルを一緒に見せてもらったり、なんか他の人のファイル見るのって凄くテンション上がってたのを今でも覚えてる。
サーガが出た頃、またいつもの様にトレードしに行ったんだけど、数パックしか買う金が無かったから、ちょっとだけ買ったレアしかなかった。もちろんトレードに来てる皆はサーガのカード狙い。そこでトレードしてた時、「おぉ、トレイリアンアカデミーじゃん、これ呪われた巻物のエラー版で出ない?」と打診された。その当時巻物のコスト2のエラー版はデュアランと交換出来るレベルで海外の方は欲しているのを知っていた。(海外の方とトレードする機会なんかないけど)デュアラン欲しいとは思って無かったけど、とりあえず高いものなんだ。心の中ではこの土地(アカデミー)強いのか?高いのか?本当にいいのか?色々頭回ったが、この土地の強さも値段も知らない俺は交換した。のちにアカデミーの強さと値段を知るのだが、問題はそこじゃない。サーガの次に出たエキスパンション、ウルザスレガシーの発売である。
レガシーの当時のトップレアは確かセカンドチャンス。自分は高校の友達の友達、つまりは他人と交換する機会が出来た。このウルザスレガシーの発売直後に…
自分はアカデミーと交換したスクロールのエラー版が入ってるファイルが誇らしかった。いざその友達の友達のファイルを見せてもらい、レガシーの新カード「無慈悲」このカードを見て
「なんだこのくっそ強いカードは…( ゚Д゚)ポカーン」
となった。そう、お察しの通りエラー版スクロールを放出し、その無慈悲と交換したのである。無慈悲の能力については割愛。とにかく当時、自分はこんな強いカードがあっても良いのだろうかレベルでキタ――(゚∀゚)――!!ってなってた。2週間くらいして、雑誌のシングル値段のとこに出てた価格「450円」
心が泣きました。
とまぁ、長々書きましたが、損したり得したり色々あったけどトレードは対戦と違って別の楽しみ方があった。トレードしたカードって帰ってからも何回もじっくり見るんだ、ルアゴイフ交換してもらった時は嬉しかったなぁ。タルモじゃねぇぞ、ルアゴイフダ。フォースオブウィルは当時2000円くらいしてたんだけど、当時の2000円級は高額クラス。余りの嬉しさで寝ながら見てたらそのまま寝て、朝にはグチャグチャになってた事もあったりもう思い出いっぱい。
最後まで読んで下さった方々ありがとうございました。
自分の今までで1番の思い出のトレードカードはと聞かれたら、やはり無慈悲となります。良ければ皆さんの思い出のトレードカードも教えて貰えたら幸いです。
それでわ
追伸:無慈悲は今でも持ってますが、デッキに搭載した事はございません
自分が小さい頃はお金も無かったし、何よりもカードゲーム専門店なんか近くに無かった。普通のゲームショップの傍にちっさなデュエルスペースがあるくらい。そこでいつもやってた。そこが本当に遠くて、凄い坂で、もちろん自転車。そう簡単には行けなかったw
こんな遠くに自転車ではるばる行くにはもちろん訳がある。金も無いし、シングルカード売ってる店が通販でしかまともに揃えられない。そこで大切なのはトレードなのだ。自分のトレード最盛期で高くてトレード人気のカードは「極楽鳥」「神の怒り」「貿易風ライダー」「呪われた巻物」まぁこの辺。こいつら出せれば大抵交換出来た。毎週狂った様にトレード行ってはいたが、「トレードしませんか?」の声をかけるのは最後まで慣れなかった。友達がトレードはじめたらそのファイルを一緒に見せてもらったり、なんか他の人のファイル見るのって凄くテンション上がってたのを今でも覚えてる。
サーガが出た頃、またいつもの様にトレードしに行ったんだけど、数パックしか買う金が無かったから、ちょっとだけ買ったレアしかなかった。もちろんトレードに来てる皆はサーガのカード狙い。そこでトレードしてた時、「おぉ、トレイリアンアカデミーじゃん、これ呪われた巻物のエラー版で出ない?」と打診された。その当時巻物のコスト2のエラー版はデュアランと交換出来るレベルで海外の方は欲しているのを知っていた。(海外の方とトレードする機会なんかないけど)デュアラン欲しいとは思って無かったけど、とりあえず高いものなんだ。心の中ではこの土地(アカデミー)強いのか?高いのか?本当にいいのか?色々頭回ったが、この土地の強さも値段も知らない俺は交換した。のちにアカデミーの強さと値段を知るのだが、問題はそこじゃない。サーガの次に出たエキスパンション、ウルザスレガシーの発売である。
レガシーの当時のトップレアは確かセカンドチャンス。自分は高校の友達の友達、つまりは他人と交換する機会が出来た。このウルザスレガシーの発売直後に…
自分はアカデミーと交換したスクロールのエラー版が入ってるファイルが誇らしかった。いざその友達の友達のファイルを見せてもらい、レガシーの新カード「無慈悲」このカードを見て
「なんだこのくっそ強いカードは…( ゚Д゚)ポカーン」
となった。そう、お察しの通りエラー版スクロールを放出し、その無慈悲と交換したのである。無慈悲の能力については割愛。とにかく当時、自分はこんな強いカードがあっても良いのだろうかレベルでキタ――(゚∀゚)――!!ってなってた。2週間くらいして、雑誌のシングル値段のとこに出てた価格「450円」
心が泣きました。
とまぁ、長々書きましたが、損したり得したり色々あったけどトレードは対戦と違って別の楽しみ方があった。トレードしたカードって帰ってからも何回もじっくり見るんだ、ルアゴイフ交換してもらった時は嬉しかったなぁ。タルモじゃねぇぞ、ルアゴイフダ。フォースオブウィルは当時2000円くらいしてたんだけど、当時の2000円級は高額クラス。余りの嬉しさで寝ながら見てたらそのまま寝て、朝にはグチャグチャになってた事もあったりもう思い出いっぱい。
最後まで読んで下さった方々ありがとうございました。
自分の今までで1番の思い出のトレードカードはと聞かれたら、やはり無慈悲となります。良ければ皆さんの思い出のトレードカードも教えて貰えたら幸いです。
それでわ
追伸:無慈悲は今でも持ってますが、デッキに搭載した事はございません
コメント
自分の場合はある程度の人数でまとまって始めたので、トレードも身内同士でするのが最初でした。
初めて見知らぬ人とトレードしたのは、RPGマガジンに載っていた大会告知を頼りに大会に初参加した時です。しかしその頃(マジックに嵌り込んで1年と少し)にはもうある程度カードの価値も見えていて、そこまで相場とずれたトレードはしなかった覚えがあります。
逆に身内トレード時代はそもそもカードの強さも分かっておらず、かなり主観的なトレードをしていたと記憶しています。
あるカード(身内に存在する枚数の関係上、基本的にアンコモン以下に限られる)の強さを早く「発見」した人が身内のカードプールからそれをかき集め、強さを証明する流れがぽつぽつあり、それを皆それぞれに楽しんでいました。
今思えばそれは「トレーディング」「カードゲーム」の醍醐味だったのかも知れません。
ちなみに、自分が「発見」したカードの代表格は《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、友人が発見した中で強さに気付いていなくて感心したのが《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》でした。
惑乱の死霊なんかは、1ターン目ダクリから出て来て、除去出来なかったらそのまま…なんて事は今でも簡単に起こるくらい強いですよね。
トレーディングカードゲームこのトレーディングするという所が失われつつある時代の風潮、自分も最近はトレードするより買った方が楽と感じてしまうのを悲しく思いながら、今回この記事を書きましたw
私が思い出に残っているのは…それまで時折1パックだけ親に買ってもらっては何度も何度も眺めるだけだったMTGを真面目に始めた中学1年のときに
トーナメントパックから出た黒こげ 当時1500円くらいを私は通い始めた地元での身内が集まって行われる大会で300円くらいと思いトレードに出そうとしたのですが、相手の方はこれは1500円くらいするよ。
と教えてくれ、私は200〜300円レア5〜7枚とトレードしてもらい、こんなにも多くのレアと交換してくれた!と非常に嬉しかったのを覚えています。
(当時、2〜3エキスパンションで1パックしか購入出来なかった私にとって、レアは全て500〜1000円くらいに感じていました)
黒焦げは凄く高かったですよね、ちょっと前にfrom系で再録されてたような…
最初にトレードした相手の方が親切な方で良かったですね。
昔はボックス購入なんか夢のまた夢でしたw
書き込みありがとうございました。勝手ながらリンクさせて頂きました!
はい、初めてのトレード相手が親切な方で本当に良かったです。
私はコメントに返事があっても忘れて気付かずに終わってしまうので、私と関係ない日記でも良いのでコメントにてお返事頂ければ幸いです。
主任技師は書いてある内容は凄まじいカードですものね!
私も欲しいのですが…
今月は…ぐぬぬ…
思い出のカード・・・そうですね、5thの《ゴブリンの王》ですかね。
当時は1ターン目から相手を殴りに行ける《怒り狂うゴブリン》が凄く好きで、ゴブリンデッキを愛用してました。
そんな折、自分のゴブリン軍団をまとめて強化出来る《ゴブリンの王》に一目惚れ(5th版はまさに「王様」)し、大奮発して初めて4枚揃えたレアです。
「《山》があればいいや」って使わないダメランあげたような・・・(確か《地底の大河》)
デュエリストジャパンくらいしかカードの値段や情報を知ることが出来ず、そのデュエリストジャパン自体が高い(1300円くらい?)ときて、本屋で必死に暗記してましたねw
ゲームぎゃざはとてもお求めやすい800円程度?で、毎号愛読してました。
付録のカードリストはボロボロになるまで読み返してましたw
対戦環境も相手も無くなって一度やめ、同世代でやってる仲間が出来て7年ぶりに復帰してみたら思い出のカード達が軒並み霞んで消えるくらい強力なカードが沢山あり、それらが当時よりも安く買え、通販で揃えるのが当たり前。
とんでもねぇ時代になってんなぁと毎月箱買いしている始末ですw
リンクさせていただきました。よろしくお願いします。
デュエリストジャパン懐かしいですね。実は今でも持ってて、昔の通販広告とかみて、デュアランやらパワーナインの値段見てやっすうう!って見てます。
ほんと今はカードの値段がおかしいくらい、高いですよね。
今でもトレードが出来る環境があるLENOさんが羨ましいです!
これからもトレーディングカードゲームのトレードという大切な伝統を守っていってくださいね!こちらからもリンクさせて頂きます!ありがとうございました(^-^)/
教えて下さいまして、ありがとうございました。
成る程…
やり込むと人生を食うくらい時間を食うゲームですね…